日本刀の売り買い

【日本刀購入時の必要事項】
①勉強をしてある程度の知識を養うことです。知識がなくては、結果的にも金銭的にも損をすることになってしまいます。

②日本刀の売買に使用する資金源がなくていけません。日本刀の売買は金持ちの道楽と趣味の延長なので、仕事がなく収入のない人は参加する余地がありません。借金をしての日本刀の売買は言語道断です。奥様や家族に金銭的に迷惑をかける人は最低です。

【日本刀の売買に関する掟】
　売人として、刃切れのある日本刀は売ってはいけない。刃切れのある日本刀を知らないで買ったら、返金を全額要求することができる。日本国では9割9分9厘の場合、返金があります。米国では、返金はまずないと考えてください。モラルがものすごく低いのです。必ず何かの言い訳をつけてきます。返金する気持ちもないし、払った金はすでに使い果たしているはずです。大事なお金を使い、捨てる前に日本刀の勉強をして下さい。
 
　中国本土の売人より、日本刀を絶対に買わないように。理由は簡単です。1995年頃より、彼らはお粗末な非日本刀を売っています。本物の日本刀が中国本土の業者より、500ドル以下では絶対に買えません。桑港日本刀協会では、サンプルの非日本刀を展示しています。会員の勉強用です。
 
　最近、日本からの業者がE-Bayで錆身の日本刀を300ドル位で売っています。刃切れや膨れ等の疵がない限りお勧めです。三つの基本修理修繕を完了すれば、見違えるほどよくなる日本刀がたくさんあります。
 
　実際に私個人が日本刀を購入する場合、いくつかの例を挙げますと、E-Bayのオークションとカウパレスでのガンショウが一番掘り出し物、珍刀、奇刀、優秀刀、優作刀が見つけられる場所と確信しています。桑港日本刀協会の会員がもの凄い数の掘り出し物の日本刀を過去15年以上、1996年よりE-Bayオークションサイトとカウパレスでのガンショウで買っています。お勧めです。

【売買の場所】
地元のヤードセール
ガレージセール
フリ－マーケット
エステイトセール
E-Bayのオークション
カウパレスのガンショー（毎二ヶ月おき）
　高齢になった収集家が日本刀を手放す時、掘り出し物が出てくることもあります。業者から日本刀を買うのは、私個人的にはお勧めできません。米国の9割以上の業者は悪質です。