桑港日本刀協会
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2006年5月9日(火)

刀のはなし40

現代刀と刀匠

 現代刀は1868年から今現在までに製作された日本刀のことです。材料は玉鋼で、日本政府に認可された約400人の刀匠によって製作されています。
 現代刀は、新作刀、近代刀、平成刀などとも呼ばれています。現代刀の良いところはまず健全であり、研磨減りが全くないところです。現代の刀匠の中には備前刀の映りを刃紋、刃縁のあたりに焼き上げる人もいます。これは、焼き入れの際の温度、湯加減を研究しているからです。
 米国人の刀匠がユバシティー(サクラメント市より北)におられましたが、1997年4月に他界しました。この刀匠が日本国外でのただ一人の日本政府によって認可された刀工だったのです。名前はキース・オースティン。ミネソタ生まれで1963年に日本へ渡り、70年代に米国へ戻ってきました。刀匠名は延平(のぶひら)、延嘉(のぶよし)と切っていました。
 私は、刀匠が日本刀を一番理解していると思っています。なぜなら、神様が天地と人間を創造したように、刀匠が日本刀を創作したからです。
 現在、数人の刀匠の方と交際させていただいています。宮城県在住の松葉一路刀匠(刀匠名は国正)には、いろいろな面でお世話になっています。2006年春にサンフランシスコ日本町で行った日本刀展示の際も来米して鑑定、見学者との質疑応答などをしていただきました。桜祭りのグランドパレードにも参加し、試し切り、剣術のデモをして下さいました。その様子はテレビにも放映されました。私の持つ桑港剣術道場にも来ていただき、勉強会で日本刀の歴史について3時間語ってくださいました。 現代刀の刀匠の方は、実用刀、美術刀、鑑賞刀をたくさん製作していただきたいです。
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