独占企業
もうアメリカに来て40年以上経ってしまいました。いろいろなことがありました。武道武術以外に、日本刀の修理修繕の技術を学んで『本当に良かった』と思っています。修業に10年くらいの時間を費やしました。師匠が日本にいましたので、サンランシスコから東京へ修業の旅が続きました。1990年代です。96年には訪日を年に9回行いました。
本物の武術家と侍は一生貧乏暮らしです。私はそれを克服しました。
ある面、日本刀の修理修繕は特殊技能で独占企業です。独占企業は、実に気分が爽快です。しかし、天狗さんはいけません。私の師匠は、実に人間的にでき上がった人でした。寺子屋の授業しか受けていませんでしたが、人の心を摑むことのできる人でした。私と私の生徒全員が師匠を愛していました。師匠は、高貴な日本刀の修理修繕の仕事に携わって、過去に相撲の横綱の太刀拵えも3振り工作しております。博物館などの依頼で、種々の修理修繕の仕事にも関与していました。政府高官、警察の上層部の方々も顧客としてたくさんおられました。
師匠曰く、天狗にならず『法外な金をお客さまに要求してはいけない。』とのことでした。私も、師匠の見解を見習っております。私の研磨の代金は、27ドルPerインチです。下賎なアメリカ人は200ドルとか400ドルです。『安い』と言っても150ドルPerインチです。日本にいる専門家の研ぎ師、研磨師も研磨の代金は45ドルから75ドル程です。アメリカ人の生徒の研ぎが、『日本人の先生や師匠の研磨代金よりも高い』ということが私には解せません。完全なる邪道です。下賎なアメリカ人は調子に乗っているだけです。日本人の立派な先生、師匠の方々が、日本語のわからない外国人に研磨の技術のすべてを伝授することは絶対にありえないのです。下賎なアメリカ人は、必ず何かの嘘を知らない人に言っています。日本人が『知らな過ぎる』のかもしれましぇん。
日本には、日本語で書かれた日本刀に関する本や書物が1万1千冊以上も存在します。悲しいかな、アメリカには英語(米語)で書かれた日本刀の本が30冊程しかないのです。そして、これらの本には誤訳が多く、読みも幼稚園児的です。『地鉄』と『外様大名』の漢字を間違って読んでいます。まだ、他にも多々あります。茎にある銘の漢字が読めていません。実にシンドイです。アメリカ人にSword Expertsが多過ぎます。いつも笑いの隠せない私です。何時も便所に隠れて、爆笑しています。死んだお袋の清子さんが、何時も便所で笑っていました。 清子さんからの悪い癖が私に乗り移ってしまいました。
日本刀関連の話をする時には、私は何時も本当のことを来訪者に言っています。だから、初対面の他人からでも信用されるのです。2013年の8月に催された、Japan Expoが良い例です。たくさんの顧客が会場に来てくれました。日本刀関連事項の質問攻めに遭遇しました。その1ヶ月前は、3日間のSan Mateo County Faireにも参加し、たくさんの顧客、来訪者から信用されています。いつもは、毎2ヶ月に催されるカウパレスのガンショーに日本刀展示をして顧客を募っています。何時も同じ場所にテーブルを出して、桑港日本刀協会の会員も募集しています。私の協会の活動は95%が教育目的です。毎月第3日曜日の朝の10時から午後の3時まで、道場で勉強会を行っています。日本刀の無料鑑定もガンショーの現場で行っています。鑑定の後は必ず、修理修繕の見積もり書を発行しています。そして、必ず私の決まり文句を付け加えています。
1.日本刀の手入れを、定期的に施して下さい。
2.日本刀を、尊重するなら修理修繕を施して下さい。
3.日本刀の手入れや修理修繕に興味が無いなら、ほしい人に売って下さい。
4.日本刀の売却後は必ず、新しい持ち主に修理修繕を依頼して下さい。
これらの決まり文句を示すと、心のゆとりと金銭的に裕福な人々は必ず、修理修繕を鑑定後に依頼してきます。一つの修理修繕の代金は、千ドル前後です。だいたい2つから3つの仕事を頂ます。2から3週間で仕事が終わります。
日本刀を売りたい人が現場に現れたら、『ebayのオークションで売れば最良です』とも助言させていただいています。私は、日本刀に対して最良の策を常に考えています。錆びた日本刀は、人間の口の中に虫歯があるみたいで、放っておくとどんどん悪くなります。錆を消去するために研磨が必要です。研磨後は、新規の白鞘が必須です。古いものは、ごみが溜まっていたり、汚れていたり、新規に研磨した刀身を入れると錆が戻って来ます。
最近、日本刀の修理修繕と鑑定の依頼がインターネット上で多々あります。原則的には、桑港日本刀協会の会員だけに無料鑑定を行っています。会員になる為の情報も提供しています。もし、私の修理修繕の代金が『高過ぎる』と思う方がいれば、『修理修繕の仕事を教えます』とも言っています。実際に、修理修繕を習っている会員が12人程います。結構、技術が高いです。
米国での日本刀の修理修繕の独占企業は、私が1980年以来、常時努力して、一人で造り上げたものです。独占企業、最高。独占企業、万歳。独占企業、辞められません。
本物の武術家と侍は一生貧乏暮らしです。私はそれを克服しました。
ある面、日本刀の修理修繕は特殊技能で独占企業です。独占企業は、実に気分が爽快です。しかし、天狗さんはいけません。私の師匠は、実に人間的にでき上がった人でした。寺子屋の授業しか受けていませんでしたが、人の心を摑むことのできる人でした。私と私の生徒全員が師匠を愛していました。師匠は、高貴な日本刀の修理修繕の仕事に携わって、過去に相撲の横綱の太刀拵えも3振り工作しております。博物館などの依頼で、種々の修理修繕の仕事にも関与していました。政府高官、警察の上層部の方々も顧客としてたくさんおられました。
師匠曰く、天狗にならず『法外な金をお客さまに要求してはいけない。』とのことでした。私も、師匠の見解を見習っております。私の研磨の代金は、27ドルPerインチです。下賎なアメリカ人は200ドルとか400ドルです。『安い』と言っても150ドルPerインチです。日本にいる専門家の研ぎ師、研磨師も研磨の代金は45ドルから75ドル程です。アメリカ人の生徒の研ぎが、『日本人の先生や師匠の研磨代金よりも高い』ということが私には解せません。完全なる邪道です。下賎なアメリカ人は調子に乗っているだけです。日本人の立派な先生、師匠の方々が、日本語のわからない外国人に研磨の技術のすべてを伝授することは絶対にありえないのです。下賎なアメリカ人は、必ず何かの嘘を知らない人に言っています。日本人が『知らな過ぎる』のかもしれましぇん。
日本には、日本語で書かれた日本刀に関する本や書物が1万1千冊以上も存在します。悲しいかな、アメリカには英語(米語)で書かれた日本刀の本が30冊程しかないのです。そして、これらの本には誤訳が多く、読みも幼稚園児的です。『地鉄』と『外様大名』の漢字を間違って読んでいます。まだ、他にも多々あります。茎にある銘の漢字が読めていません。実にシンドイです。アメリカ人にSword Expertsが多過ぎます。いつも笑いの隠せない私です。何時も便所に隠れて、爆笑しています。死んだお袋の清子さんが、何時も便所で笑っていました。 清子さんからの悪い癖が私に乗り移ってしまいました。
日本刀関連の話をする時には、私は何時も本当のことを来訪者に言っています。だから、初対面の他人からでも信用されるのです。2013年の8月に催された、Japan Expoが良い例です。たくさんの顧客が会場に来てくれました。日本刀関連事項の質問攻めに遭遇しました。その1ヶ月前は、3日間のSan Mateo County Faireにも参加し、たくさんの顧客、来訪者から信用されています。いつもは、毎2ヶ月に催されるカウパレスのガンショーに日本刀展示をして顧客を募っています。何時も同じ場所にテーブルを出して、桑港日本刀協会の会員も募集しています。私の協会の活動は95%が教育目的です。毎月第3日曜日の朝の10時から午後の3時まで、道場で勉強会を行っています。日本刀の無料鑑定もガンショーの現場で行っています。鑑定の後は必ず、修理修繕の見積もり書を発行しています。そして、必ず私の決まり文句を付け加えています。
1.日本刀の手入れを、定期的に施して下さい。
2.日本刀を、尊重するなら修理修繕を施して下さい。
3.日本刀の手入れや修理修繕に興味が無いなら、ほしい人に売って下さい。
4.日本刀の売却後は必ず、新しい持ち主に修理修繕を依頼して下さい。
これらの決まり文句を示すと、心のゆとりと金銭的に裕福な人々は必ず、修理修繕を鑑定後に依頼してきます。一つの修理修繕の代金は、千ドル前後です。だいたい2つから3つの仕事を頂ます。2から3週間で仕事が終わります。
日本刀を売りたい人が現場に現れたら、『ebayのオークションで売れば最良です』とも助言させていただいています。私は、日本刀に対して最良の策を常に考えています。錆びた日本刀は、人間の口の中に虫歯があるみたいで、放っておくとどんどん悪くなります。錆を消去するために研磨が必要です。研磨後は、新規の白鞘が必須です。古いものは、ごみが溜まっていたり、汚れていたり、新規に研磨した刀身を入れると錆が戻って来ます。
最近、日本刀の修理修繕と鑑定の依頼がインターネット上で多々あります。原則的には、桑港日本刀協会の会員だけに無料鑑定を行っています。会員になる為の情報も提供しています。もし、私の修理修繕の代金が『高過ぎる』と思う方がいれば、『修理修繕の仕事を教えます』とも言っています。実際に、修理修繕を習っている会員が12人程います。結構、技術が高いです。
米国での日本刀の修理修繕の独占企業は、私が1980年以来、常時努力して、一人で造り上げたものです。独占企業、最高。独占企業、万歳。独占企業、辞められません。