拳銃の国アメリカ

拳銃の国アメリカを実感したのは1971年の渡米の直後です。

日本に住んでいて、日本人の男が憧れてできないことがたくさんあります。その一つが、拳銃の収集と射撃ツアーに参加することです。拳銃を集めたり射撃に行くことは実に楽しい男の趣味の延長です。太古の時代より、男は狩人でした。闘争本能は、男の脳にDNAですでに組み込まれています。男性の脳の一部分は、女性と大きさが違うので、脳を見ただけで男女の区別ができるそうです。私は1971年夏の渡米以来、拳銃をたくさん買って、日夜努力して、完璧に拳銃を使えるように自分を仕立てあげました。小さな誤りも拳銃操作時には、絶対に許されないのです。拳銃の取り扱いで、どんな小さな誤りを犯してもそれが死に通じるかもしれません。

男に生まれた以上、私は男として楽しく生きて、男として人生の悔いをなくして死にたいです。この思想にのっとり、拳銃集め、射撃ツアー、拳銃使用の野豚狩りに時間が許す限り行きまくりたいです。最近、男らしい、そして、男らしく振舞う日本人が少なくなりました。実に、悲しいことです。日本人の若者の顔も中途半端な、中性のような顔です。全然ドスが効いていません。西田敏行とかガッツ石松みたいな顔はちょっと行き過ぎかもしれません。私達は男に生まれた以上、男らしく行動して、毎日を楽しく有意義に生きようではありませんか。

拳銃が嫌いとか、危ないとか野蛮だと思っている人は実に可哀そうです。護身用とかの目的で、家庭内での米国市民の拳銃所持に反対な人は無知です。幼稚園児です。米国の現実を全然把握できていません。アメリカ生活が、日本での生活よりもすばらしいとか華麗だとか、かっこ良いと思っている日本人は、中途半端なアメリカかぶれは止めろ！　お前等のもたついた、おどおどした中途半端な行動や醜態を、私は見たくないのです。自由の国のアメリカから出て行け！

アメリカでは、金さえ払えば、拳銃は誰の手にでも入ります。それが法律違反だったとしても可能です。だから拳銃を法律違反で手に入れろとは私は言っていません。罪人でも前科者でも、どんな状況下であっても金を出せば、拳銃をたやすく手に入れることができます。この事実は否定できないのです。もし、私たちアメリカ人が、法律の改正で拳銃の所持ができなくなったとしても、罪人、前科者は拳銃を、どこからか探して買ってきて持ち歩くでしょう。日夜、拳銃の携帯していない無防備な普通一般の家庭に押し入り、拳銃を使用して強奪行為、惨事や悲劇を起こすでしょう。無防備な善人はアホです。絶対に殺されたり、被害者になります。

私は日本刀、短刀、手裏剣などの使い方を知っていますが、剣術や短刀術で拳銃に立ち向かうことは絶対にできません。無理です。拳銃の弾より早く動ける人間はこの世に絶対にいないのです。拳銃の弾より早く動ける超人は、私の知っているジョージ・リーヴス扮するスーパーマンと宇津井健さん扮するスーパージャイアンツとナショナルキッド位です。どんな武道武術の達者でも、拳銃をもった暴漢に立ち向かえないのです。私たちも、拳銃を携帯すれば暴漢に対処できるだろうし、生き残れるチャンスは少しは改善されます。

私は、愛する家族、桑港日本刀剣会会員、会社の同僚らに罪人と前科者たちの使う拳銃で被害者になって、傷ついたり、病院送りになったり、死んだりしてほしくはないのです。侍は死ぬことに美を見つけましたが、現代人は生きる伸びることが何よりも一番に大事です。アメリカで、前科の無い人は誰でも拳銃を法律的に買って持つことができます。泣き寝入りは敗者のやることです。拳銃を所持していない人々のやることです。罪人とか前科者よりも、もっともっと威力のある拳銃を携帯して自宅で待機していましょう。