桑港日本刀協会
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2003年2月11日(火)

刀のはなし2

日本刀の姿、形状、体配

 日本刀は、平安時代後期ごろに完成された。日本刀の姿、形状、体配は次のようなものがある。

①太刀
 長さ76センチ以上で、刃を下に佩くもの。平安時代から室町時代まで作られ、長いものは大太刀60センチ前後のものは、小太刀と呼ばれる。反りが高い。
②刀
 腰に差し、刃を上にしている。室町時代から現代まで製作されている。
③脇差し
 長さ30センチから60センチ未満の中刀。
④短刀
 長さ30センチ前後の短い刀。
⑤薙刀(なぎなた)
 長刀とも書き、なぎ払う刀といわれ、後世に直されたものを薙刀直しと呼ぶ。
⑥槍(やり)
 上古代の鉾(ほこ)より変化した。刺突に適し、直槍、鎌槍、十文字槍、袋槍などがある。
⑦剣
 両刃で、無反り。神社仏閣に奉納されたもの。左右対称に製作されている。

 刀剣類の長さは刃長、刃渡りによって表される。棟区から切っ先までの直線。反りは、その直線上から棟筋の一番深い長さで表される。刀の形状は次のようなものがある。
①鎬(しのぎ)作り
 平安中期より存在し、最も多い作り込みで、本作りとも呼ぶ。
②菖蒲(しょうぶ)作り
 菖蒲の葉の形に似て、切っ先部分に横手筋がない。
③平作り
 短刀に多く、刀、脇差しもこの作りで製作されたものがある。

 他にも切刃作り、片切刃作り、両刃作り、鵜(う)の首作り、おそらく作りがある。
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