口癖
人間だったら、誰でも一つや二つは口癖とか、何かの行動に関する癖があるでしょう。北野タケシさんの口癖は『馬鹿野朗』です。明石さんまの口癖は『うそー。ホンマでっか?』です。私の親父の口癖は『畜生、コケに、しやがって』です。もうひとつは『僕は、ですねえー』と前置きをして話し始めることです。これを聞くとお袋がいつも笑っていました。お袋の清子さんの癖は、なんか起こると取り乱してすぐに泣いちゃうことです。悪い癖です。人騒がせな癖です。
私の弟は少年の頃、冬になると厚着をしていました。パンツの中に下着、シャツ、セーター、チョッキの4枚重ねをして入れていました。その結果、いつもパンツのゴムがだらしなくビローンと伸びていました。父が、私たち家族4人を東京のすし屋に一ヶ月に一回は連れて行ってくれました。弟は30分程、寿司を食べてから必ず便所に行ってウンコをして、また、寿司を食べ続けていました。弟は、他の店やレストランに行ってもウンコはしないです。なぜか、このすし屋に食べに来るとウンコをしちゃうんです。インテリの妹は、別にコレと言った癖はありませんでした。
私の口癖は、女性に誘われたり求められたりすると必ず『ありがとうございます。次回に、また、よろしくお願いします』と鄭重に断ることです。アメリカに来てこの事態にたくさん遭遇しました。もう一つの私の口癖は、英語を話す時に「Because」の単語で始まるのことの文章がたくさんあることです。この癖は、自分で気が付きました。普通は、話し相手に「Why」と尋ねられてからこの「Because」を使うのが原則ですが、なぜか人と話していると、説明をしている会話になっているのです。私は、いつも指導している錯覚に陥っています。
1980年頃、日本から送られてきた、たくさんのVHSを見ていました。ひょうきん族、暴れん坊将軍、必殺仕掛け人、必殺仕事人を見ていました。必殺仕掛け人の中のエピソードで、役者の藤田誠さんが扮する中村主水の奥さんと母が誘拐されて、部屋に監禁されます。家に帰りたい二人は、見張りに話し掛けますが『うるせえ、馬鹿野朗』とコケにされます。私は、この台詞が実に気に入りました。いつも言っています。英語に訳して言っています。1980年代は、東京から親父とお袋が毎月のように私の家を訪問です。いつも親父とは喧嘩別れでした。『もう来ねえんじゃねえか』と思っていると、三、四週間するとまた来ちゃうんです。どうも、おっさんの考え方が解せない私でした。ある時、必殺仕掛け人のVHSを30回くらい聞いていると、親父がいらだってきます。そんなことはどうでも良いので、ジャンジャン『うるせえ、馬鹿野朗』を聞いていました。親父が怒り始めます。「今これを聞いて、会社とか道場で言うつもりなので練習をしているので邪魔するな」と言い聞かせました。少しは黙りましたが、また、ぶつぶつ言うのです。もうヤケクソです。私は天邪鬼なので一歩も譲りません。馬鹿なお袋が泣いています。取り乱して泣いています。実に馬鹿な親子です。くだらないことで大喧嘩です。
私はオートマチックの車を運転する時、必ずシフトします。他の人はやらないようですが、私は1、2、Dと変えます。癖です。シフトしないと運転した気分になれません。
癖とかこだわりを直すことは、私たち人間は死ぬまでできないでしょう。知らないで行っていることが多いでしょう。他人に指摘されたり、注意されない限り自分達だけでは気がつかないでしょう。悪い癖は直しましょう。
私の弟は少年の頃、冬になると厚着をしていました。パンツの中に下着、シャツ、セーター、チョッキの4枚重ねをして入れていました。その結果、いつもパンツのゴムがだらしなくビローンと伸びていました。父が、私たち家族4人を東京のすし屋に一ヶ月に一回は連れて行ってくれました。弟は30分程、寿司を食べてから必ず便所に行ってウンコをして、また、寿司を食べ続けていました。弟は、他の店やレストランに行ってもウンコはしないです。なぜか、このすし屋に食べに来るとウンコをしちゃうんです。インテリの妹は、別にコレと言った癖はありませんでした。
私の口癖は、女性に誘われたり求められたりすると必ず『ありがとうございます。次回に、また、よろしくお願いします』と鄭重に断ることです。アメリカに来てこの事態にたくさん遭遇しました。もう一つの私の口癖は、英語を話す時に「Because」の単語で始まるのことの文章がたくさんあることです。この癖は、自分で気が付きました。普通は、話し相手に「Why」と尋ねられてからこの「Because」を使うのが原則ですが、なぜか人と話していると、説明をしている会話になっているのです。私は、いつも指導している錯覚に陥っています。
1980年頃、日本から送られてきた、たくさんのVHSを見ていました。ひょうきん族、暴れん坊将軍、必殺仕掛け人、必殺仕事人を見ていました。必殺仕掛け人の中のエピソードで、役者の藤田誠さんが扮する中村主水の奥さんと母が誘拐されて、部屋に監禁されます。家に帰りたい二人は、見張りに話し掛けますが『うるせえ、馬鹿野朗』とコケにされます。私は、この台詞が実に気に入りました。いつも言っています。英語に訳して言っています。1980年代は、東京から親父とお袋が毎月のように私の家を訪問です。いつも親父とは喧嘩別れでした。『もう来ねえんじゃねえか』と思っていると、三、四週間するとまた来ちゃうんです。どうも、おっさんの考え方が解せない私でした。ある時、必殺仕掛け人のVHSを30回くらい聞いていると、親父がいらだってきます。そんなことはどうでも良いので、ジャンジャン『うるせえ、馬鹿野朗』を聞いていました。親父が怒り始めます。「今これを聞いて、会社とか道場で言うつもりなので練習をしているので邪魔するな」と言い聞かせました。少しは黙りましたが、また、ぶつぶつ言うのです。もうヤケクソです。私は天邪鬼なので一歩も譲りません。馬鹿なお袋が泣いています。取り乱して泣いています。実に馬鹿な親子です。くだらないことで大喧嘩です。
私はオートマチックの車を運転する時、必ずシフトします。他の人はやらないようですが、私は1、2、Dと変えます。癖です。シフトしないと運転した気分になれません。
癖とかこだわりを直すことは、私たち人間は死ぬまでできないでしょう。知らないで行っていることが多いでしょう。他人に指摘されたり、注意されない限り自分達だけでは気がつかないでしょう。悪い癖は直しましょう。