ストレスと睡眠の因果関係

　良く眠るということは体と脳を休めることであり、もうすでに科学者やお医者さんが唱えるところです。時間的に七時間位が最適だそうです。睡眠時の最初の三時間から四時間で体の毒素などが取り除けられ、次の三時間から四時間で脳の調子を整えて翌日の活動に備えるような仕組みに人間はなっているそうです。そして、日々の午後二時前までに20分位の昼寝をすると、体の休息にぐっと効果が現れるそうです。
 
　睡眠を妨げる要素はすでに研究されていて解かっています。
①高齢
②無職
③運動不足
④体調不良
⑤過度のストレス
　これらの要素にどう対処するかで長生きできたり、健康を保てるのです。しかし、分かっているけれど実行ができず悲しいのが私達人間です。高齢は避けることは無理ですが、他の要素は考えて忠実に実行すれば、それらに対処できると信じています。新天地の米国に来て、私はそれを最大限まで克服いたしました。
 
　無職の人がタバコを吸ったり、酒を飲んでいるのは矛盾です。どこからお金を融通するのですか？　無職の人がギャンブルするのはおかしいし、絶対に許せないです。運動不足は種々の原因があります。怠け者であったり、仕事が忙しすぎで時間が都合できなかったりします。体調不良は、食べすぎや飲みすぎで体が動かないかもしれません。怪我をしていて、痛みがあったりして毎日の活躍ができないかもしれません。過度のストレスは、仕事の実績が上がらなかったり、給料が滅茶苦茶に安過ぎたりで心配だったり、仕事をしている時間が長すぎたりなどです。借金のあり過ぎも原因です。仕事仲間に嫌われてうまく行かないかもしれません。自分の責任でないこともあるでしょう。
 
　ストレスは万病の原因だと聞いて私はびっくりしました。また、ストレスは伝播するのです。ストレスを持った人が近くにいると、自分もおかしくなったりするそうです。私は少年の時期より武術を習っているので、ストレスがありません。今現在では、すさまじいぐらいの剣術の乱取りで、週二三回は汗をびっしょりかいて日ごろのうやむやや鬱憤を晴らしています。試し切りの青竹切りが最高です。剣術を習いに来る生徒から、月謝もいただいています。最高です。皆さん快適な睡眠をとるためにストレスを失くす工夫を致しましょう。
 
　ストレスを持たない武術家よりのメッセージです。