悪友中西さんの奇妙なお友達
綺麗なものには毒があったサチ子さん
今回のお話は、悪友中西さんの奇妙なお友達の第三段です。今回は女性版で、『美しくて綺麗なものには毒がある』の典型的なお話です。
1984年頃、中西さんが経営していたイーストベイにあった日本武道具屋さんの店の近くに、小さな小さな日本食料品を売る雑貨店が存在しました。中西さんのお店の同じ通りに位置していて、道具屋さんから歩いて二分くらいの場所にありました。経営者はサチ子さんです。私もしょうゆや味噌を買ったことが何回かありました。サチ子さんは、お母様と一緒に日本から輸入したいろいろな食料品や雑貨製品を売っていました。結構、流行っておりました。生計も上手くいっていたそうです。
その頃、サチ子さんは30歳少し過ぎでしたが、22、23歳位に見えました。日本人の女性は、大概が実際の年よりも若く見えるものです。サチ子さんは小柄で、少し痩せ気味で、背の高さは150センチぐらいでした。彼女は美人の部類に入る日本女性です。サチ子さんは東京生まれの東京育ちです。中学三年と高校生の四年間で二、三人の友達と一緒に、東横線の渋谷駅の近くで売春をして荒稼ぎをしていました。ある時、55歳の会社の社長と関係を持ちました。その中年のオッサン曰く、「こんな若い女を久しぶりに抱けたので、実に良い思いをさせてもらった』と涙を流しながら感謝感激をして熱く語るそうです。そして、高校生のサチ子さんに、サービス料兼駄賃をフンパツして、10万円をポーンとくれたそうです。サチ子さんは、売春の顧客千人切りを目指していたそうです。しかし、途中で勘定がアヤフヤになり、分からなくなったそうです。少女売春で猛烈に稼いだ金をバッチリ溜め込んで、高校を卒業してすぐにアメリカに留学したそうです。
雑貨店を経営しながら、結婚活動は他の女性達と同じように、人一倍していたようです。いつも、半年ごとに新しいボーイフレンドに取り替えるそうです。その内の一人は警察官で、結婚するところまで話が進んでいたそうです。いつも、婚約者には「私は今でも、まだ、処女です』と恥じもガイブンもなくマジに言っていたそうです。婚約者達は、か弱くけなげに見えるサチ子さんには、ドギツイ過去があることなどとは夢にも思わないのです。そして、彼女の処女性を信じて疑わなかったそうです。恐ろしい世の中です。愛は盲目です。世の中には、いろんな形で役者さん達が存在しますが、役者さんの中には、上には上がいるんですね。中西さんと私は、サチ子さんの役者さんぶりに実に感心してしまいました。ある面、あきれてしまいました。男の私達は、実にアホです。すぐに騙されます。世の常です。
しかし、実に恐ろしい身体的な事実がサチ子さんには存在したのです。そうです。きっと四年間の少女売春時代の忌まわしい夜のお勤め中で、顧客の中の何人かからなんらかの病気をいただいたのでしょう。知らず知らずに、体が何かの病気に蝕まれていたのです。私は医者ではありませんので、特定な病名は言えませんが、実にヤバイ状態です。春先の三月頃になると、目からヤニが後から後からジワジワと止まることもなく、猛烈に出てくるのです。死には至りませんが、恐ろしい病気です。今から30年位の前のことですから、もう、サチ子さんはお亡くなりになっているかもしれません。
美人の女性の過去などは誰にも解りません。恐ろしい世の中です。皆様もお気を付け下さい。『美しいものには、毒がある』のです。
1984年頃、中西さんが経営していたイーストベイにあった日本武道具屋さんの店の近くに、小さな小さな日本食料品を売る雑貨店が存在しました。中西さんのお店の同じ通りに位置していて、道具屋さんから歩いて二分くらいの場所にありました。経営者はサチ子さんです。私もしょうゆや味噌を買ったことが何回かありました。サチ子さんは、お母様と一緒に日本から輸入したいろいろな食料品や雑貨製品を売っていました。結構、流行っておりました。生計も上手くいっていたそうです。
その頃、サチ子さんは30歳少し過ぎでしたが、22、23歳位に見えました。日本人の女性は、大概が実際の年よりも若く見えるものです。サチ子さんは小柄で、少し痩せ気味で、背の高さは150センチぐらいでした。彼女は美人の部類に入る日本女性です。サチ子さんは東京生まれの東京育ちです。中学三年と高校生の四年間で二、三人の友達と一緒に、東横線の渋谷駅の近くで売春をして荒稼ぎをしていました。ある時、55歳の会社の社長と関係を持ちました。その中年のオッサン曰く、「こんな若い女を久しぶりに抱けたので、実に良い思いをさせてもらった』と涙を流しながら感謝感激をして熱く語るそうです。そして、高校生のサチ子さんに、サービス料兼駄賃をフンパツして、10万円をポーンとくれたそうです。サチ子さんは、売春の顧客千人切りを目指していたそうです。しかし、途中で勘定がアヤフヤになり、分からなくなったそうです。少女売春で猛烈に稼いだ金をバッチリ溜め込んで、高校を卒業してすぐにアメリカに留学したそうです。
雑貨店を経営しながら、結婚活動は他の女性達と同じように、人一倍していたようです。いつも、半年ごとに新しいボーイフレンドに取り替えるそうです。その内の一人は警察官で、結婚するところまで話が進んでいたそうです。いつも、婚約者には「私は今でも、まだ、処女です』と恥じもガイブンもなくマジに言っていたそうです。婚約者達は、か弱くけなげに見えるサチ子さんには、ドギツイ過去があることなどとは夢にも思わないのです。そして、彼女の処女性を信じて疑わなかったそうです。恐ろしい世の中です。愛は盲目です。世の中には、いろんな形で役者さん達が存在しますが、役者さんの中には、上には上がいるんですね。中西さんと私は、サチ子さんの役者さんぶりに実に感心してしまいました。ある面、あきれてしまいました。男の私達は、実にアホです。すぐに騙されます。世の常です。
しかし、実に恐ろしい身体的な事実がサチ子さんには存在したのです。そうです。きっと四年間の少女売春時代の忌まわしい夜のお勤め中で、顧客の中の何人かからなんらかの病気をいただいたのでしょう。知らず知らずに、体が何かの病気に蝕まれていたのです。私は医者ではありませんので、特定な病名は言えませんが、実にヤバイ状態です。春先の三月頃になると、目からヤニが後から後からジワジワと止まることもなく、猛烈に出てくるのです。死には至りませんが、恐ろしい病気です。今から30年位の前のことですから、もう、サチ子さんはお亡くなりになっているかもしれません。
美人の女性の過去などは誰にも解りません。恐ろしい世の中です。皆様もお気を付け下さい。『美しいものには、毒がある』のです。